ロックナット操作時の注意点

ロックナットの緩み止め効果は、主にナットとボルトの締結ねじ部との間の相互作用力によって決まります。ねじ部の噛み合い力を向上させる方法としては、ナットねじ部の構造改善、ナイロンナットのナイロン粗面化、ねじ部の表面処理などがあります。
ロックナット操作時の注意点
1. ボルトの接続を確実にするために、2 つの同じナットを使用して同じボルトを締め付け、2 つのナットの間に締め付けトルクを加えます。
2. ナットの外周面から内ネジ面まで小径の皿ネジをねじ込むためのネジ穴が開けられています。ネジ部に向心力をかけてロックナットの緩みを防止するのが目的です。